デザインの仕事をしていると、
どのデザインが良いか決めかねる時があります。
デザインに正解はないとか、好みの問題だとか、理由は様々。
結局人気投票で決めてしまう時もあるし、
トップの一声という場合もあります。
でも、誰に何をどんな風に伝えたいのか、方向性が明確であれば、
その前提に限っては、「正しい選択」という答えが導き出せます。
他にもよのなかには、正解のない問題が山ほどあります。
むしろボクは、よのなかの問題に正解や答えのあるものなんて、
ほとんどないのではないかと感じています。
たとえば、1+1=2というのは答えでしょうか?
そこにあるのは、2になるという事実、あるいは概念です。
正義ってなんだろう。
どうして生まれてきたんだろう。
なんでダメなんだろう。
どうして君だったんだろう。
愛ってなんだろう。
答えのない問題と、向き合うのが大切。
いろんな人の意見を聞き、
いろんなモノの見方をして考えてみる。
今ある事実に対して、自分や相手はどう感じるのか。
そこから自分なりの「正しい選択」をしていこう。