子供の頃から、体調を崩し入退院を繰り返すたびに、
自分はあと何年生きられるだろうかと考える。
オペを受けるたびに、死を覚悟させられる。
それを悪いことだとは思わない。
明日死んでしまうかも知れないと思えば、
毎日を大切にしたくなるから。
けれど、そんな思いも、ついつい忘れがちになる。
死を想え。
それより、さらに大事なことがある。
自分がこの先何十年も生きると考え、
100年後の未来を想うこと。
それをスティーブジョブズが教えてくれた。
100年後、自分はどんな暮らしがしたいだろうか。
今日を生きるのではなく、
明日を見つめて生きよう。
俺は生まれながらに死と向き合って生きている兄の背中を見て生きてきた。
返信削除時々自分だけ健康な身体で生まれたことに罪悪感を感じていた。
だからこそ兄貴の分まで精一杯生きようと心に決めた。
俺が母親に捨てられて泣きじゃくっていた時も兄貴は冷静だった。
何のために生まれて来たのか?どうして生きていかなきゃダメなのか?
毎日親父に尋ねて困らせた。
どれだけ考えても答えが見つからないから考えるのをやめて生きることにした。
どうせ生きるなら目の前のことに精一杯生きてみようと決めた。
どんなことにもあきらめないで続けてみよう。
だけど何度も転職をして四回も結婚をしてしまった。
でも後悔はひとつもない。
それはいつ死んでも後悔はしない生き方だけを選んで来たから。
自分のすべきことや、やりたいことは未だに見つからない。
だから自分に正直に目の前にあるものを全力で生きていく。
それしか出来ない。
自分が生きた証を残せる男になりたい。