東京の板橋区立美術館で、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展が開催されています。
そちらのワークショップで、絵本作家の駒形克己さんを講師に招いたセミナーに参加しました。
駒形さんはブルーノ・ムナーリのようなデザイン性の高い絵本で有名で、ぼくには憧れの作家のひとりでした。
そんな先生に作品を見てもらえるのは、滅多にないチャンスです。
先生のアドバイスは、相手の良い所を一生懸命見つけてくれる感じでした。
ぼくに対しても、これだけ描ける人なんだから、もっと追求しなさいといったようなお話でした。
先生は絵本を描く前、日本デザインセンターで永井一正さんという大御所のデザイナーの元で仕事をされていました。
そこを退社される際に、永井さんにもらった言葉が今も胸に残っているそうです。
狭い道をゆきなさい
狭い道を一生懸命進んでゆけば、やがて大きな道が拓けるから。
そういって、悩めるぼくを励ましてくださいました。
セミナーに参加された方々の作品を見ると、なんだか自分のはとってもちゃっちく感じてしまいます。
けれど、そんな事で悩んでいるヒマがあったら、もっと自分を追求しよう。
弱みを強さに変えた時、道は拓ける。
駒形先生、美術館の皆様、貴重な機会をくださってありがとうございました。
駒形克己+ONE STROKE
板橋区立美術館
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