こどもたちにも、もっと将棋の面白さを知って欲しい。
そんな女流棋士の思いから生まれたゲーム「どうぶつしょうぎ」。
大人のわたしも、もっぱら携帯アプリで楽しんでいます。
ルールはとっても簡単。
駒は「ひよこ」「ぞう」「きりん」「ライオン」の4つ。
マスは12マスしかありません。
それぞれ動かせる方向が決まっていて、
「ライオン」が将棋の王にあたります。
相手の「ライオン」を取るか、
自分の「ライオン」を相手の陣地に入れた方が勝ちです。
実際にやってみると、これがなかなか難しい。
まず最初にどの駒を動かすのかで、
その後の展開が全然違ってきます。
しかも勝ちパターンや負けパターンが多彩なんです。
相手が強くなってくると、
どう指してくるかも考えないと勝てません。
自分の動きばかりに気を取られていると、
単純なミスで負けてしまいます。
全体的に見て判断することを鳥瞰といいますが、
単純なルールの中に、そういう判断力も求められます。
まさに将棋の醍醐味ですね。
早めに勝負がつく所も、ひまつぶしには最適です。
こどもと一緒に楽しめる、いいゲームです。
ちなみに、わたしは次の一手で負けがわかると、
さっさと降参して次のゲームをしたくなります。
良くいえば切り替えが早い。
悪くいえばあきらめが早い。
性格出ますね。。。
でも、コンピュータは必ず最後まで打ってくるんですよ。
最後まであきらめないという姿勢じゃないと、
勝負には勝てないのかも知れません。