先日レストランで豚づくしのディナーを食べていた時のこと。
どうにも体がむずがゆい。
パッと腕を見ると、蚊に刺された跡のような水ぶくれが一面にある。
わぁ、じんましんだ。
豚のアレルギーはないはずだし、いったい何が悪かったのか。
その後しばらくすると引いていったので、ほうっておいた。
ところが翌日になって、風呂につかるなりみるみる体がかゆくなり、
再びじんましんが現れた。
心配になったので、一度病院で見てもらうことにした。
病院に行き、これこれしかじかと病状を告げる。
「まあ、アレルギーと言っても色々あるし、豚だけ食べた訳じゃないでしょう」
「そうですね」
「あなた花粉症ではない?」
「はあ、朝ちょっとくしゃみが続きましたが、違うと思います」
「私は花粉症でねぇ、今日も朝からツラくてしょうがない」
「それは大変ですね」
テーブルにも、のど飴の袋が開けてある。
テーブルにも、のど飴の袋が開けてある。
「大学の時からだから、スキージャンプの葛西がオリンピック出る前からですよ」
「ほお、それじゃあ花粉症のレジェンドですね(笑)」
言ってる場合かっ!
あなた医者なんだから、もっと早くに対策すればいいじゃないの。。。
「それじゃあ、抗ヒスタミン剤出しておきますよ。
アレグラってえの。眠くなりにくいから」
アレグラってえの。眠くなりにくいから」
「アレグラですか?」
「そう、CMでやってるやつ」
へぇ、ほんとに眠くなりにくいんだぁ。
あれ?
それって、結局花粉症の薬じゃないの??
「あのぉ、気になるんで、アレルギーテストもしてもらっていいですか?」
そうお願いをして、採血をとって後日結果を待つ事に。
そうお願いをして、採血をとって後日結果を待つ事に。
その足で薬局に薬をもらいに行くと、薬剤師さんが言った。
「花粉症ですか?」