おかげさまで、心臓の手術も無事に終わり、
退院することができました。
約14時間という長いオペになりましたが、
その後の回復の早さに自分でも驚いています。
医師や病院の皆様、支えてくれた家族に、本当に感謝しています。
けれども入院の間に、哀しい別れもありました。
かわいがっていた愛犬のジョイエが、先に逝ってしまったのです。
ガンが見つかってから、約2ヶ月。
あっという間でしたが、治療を繰り返しながら
彼は最期までがんばりました。
退院したら、また一緒にお散歩しようと言っていたのに、
その願いは叶えられませんでした。
ちゃんとおくれなかったせいか、喪失感があまりありません。
家にいると、今でも部屋にいるような気がしてしまいます。
きっと姿は見えずとも、そばにいるのだと思います。
寂しいけれど、ぼくの心には感謝しかありません。
うちに来てくれて、歓びを与えてくれて、本当にありがとう。
手術後、意識がもうろうとしている時に、
目の前に蓮の花に乗った観音様が現れました。
そしてぼくの枕元に、お札を置いていったのです。
何度も生死をさまよってきましたが、こんな事は始めてでした。
ぼくは再び、命を与えられたようです。
辛い事も多いけど、その分感じる歓びもたくさんある。
与えれた時間を大切に生きていこう。
またジョイエに逢える日を愉しみにしながら。
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